餃子がいらないくらいのラーメン好き

高木純です。

都内だと駅から少し歩けば美味しいお店がたくさんありますが、
地方だと情報が少なくて美味しいお店を見つけるのが大変です。
実際に名産や人気のグルメがない場所では、
情報が少なくて何を食べたらよいのか分からないという経験をしたことがある人も多いでしょう。

そこで今回は東京から近くて出張に行く機会も多い群馬県前橋市のグルメを紹介します。
まずはコッテリ系の王道である二郎系のお店を紹介します。
群馬県は二郎系を提供しているお店がそこまで多くないです。
どちらかというとさっぱり系の魚介や鶏系が人気で、人気店と呼ばれるお店もそのタイプが多いです。

しかし、そんな中でもコッテリ系の王道をきわめて毎日行列を作っているお店があります。
それが前橋市関根町の住宅街にひっそりと佇む「つの旨」です。
「つの旨」はいわゆる二郎系のお店で、
麺は太めの縮れ麺で、スープは濃厚なしょうゆとんこつに仕上がっています。
野菜は麺が見えないほどたくさん乗っていて、大きな豚肉のブロックも三つほどあります。
麺にたどり着くまでにお腹いっぱいになってしまう人がいるほどのボリュームで、食べ応えは抜群です。
小でも他店の大盛り以上のボリュームがあり、
大を選択すると普通の人では絶対に食べきれないような量が提供されます。
トッピングで野菜増し、にんにく、しょうがなどがあるので、好みで味を変えるのも良いでしょう。

まずは整理券を購入して、店主に聞かれたらトッピングの詳細を伝えるという流れになります。
このお店はラーメンだけで餃子は提供していないです。次にお勧めなのが同じく二郎系の「大者」です。
「大者」も常に行列が出来ていて、スムーズに店内に入ることが出来る確率はかなり低いです。
濃い味付けのスープと太目の麺の相性がよく、1度食べるとやみつきになる味わいです。
濃厚なスープなのでしつこいイメージがありますが、
甘みのある脂なのでそこまでしつこくなく、意外と食べ切れてしまいます。
麺の上には定番の野菜と豚肉が乗っていて、味付けの絶妙で美味しいです。
この豚肉が非常に柔らかくて口の中でとろけるような美味しさがあります。
食べ応えも十分でこのラーメンを食べれば1日何も食べたくないというくらいの満足感があります。
行列に並ぶのは嫌だという人も多いかもしれませんが、並ぶ価値はありです。

味玉にもこだわるラーメン好きの人におすすめなお店

高木純です。

絶品のラーメンを堪能できて味玉にもこだわったお店で美味しい一品が食べたい、
そんな方の願いを叶えるためにあるのが巣鴨の「JapaneseSobaNoodlesの蔦(つた)」です。
第17回業界最高権威TRYラーメン2016から2017にかけて大賞を受賞した実績を誇るお店で、
東京都豊島区巣鴨駅から徒歩2分の好立地な場所にあります。
数ある巣鴨のお店の中でも特別おしゃれで、
落ち着いた空間で隠れ家レストランのような雰囲気を醸し出しています。

蔦(つた)の看板メニューは「味玉醤油Soba」で、
自慢のスープには鶏と魚介・ポルチーニオイルなどが使用されています。
ポルチーニオイルとは、キノコの王様と評されるポルチーニ茸を使って作り上げた貴重なオイルです。
イタリア料理にかかかせないオイルの一つとして有名で、
日本の松茸と比べられるほど豊かで贅沢な香りを漂わせる高級食材でもあります。
この高級オイルが良いアクセントとなり、薫り高くて繊細な極上スープを堪能できるのが大きな魅力です。

使用している麺は4種類の国産小麦と低糖粉をブレンドして作り上げた自家製麺を使用し、
なめらかでコシがしっかりとした中細麺で醤油ベースのスープとよく絡んで美味しく頂けます。
厳選した小麦粉を多加水で手もみしながら良く練りこんで作るため、
手もみ独特の不規則な食感を味わえる他とは少し違った麺が食せます。
トッピングには柔らかいメンマとシャキシャキのネギを使用し、
味玉には「青森シャモロック」と呼ばれている青森産の高品質な有精卵を贅沢に使用しています。

低音調理でじっくりと時間をかけて作られたチャーチューは、
絶妙な歯応えを残しながらも味が染みてとても柔らかくて美味しいです。
麺とスープ・味玉からトッピングに至るまで、
すべてを余すことなく存分に味わい尽くすことができるのが味玉醤油Sobaの大きな特徴であり魅力といえます。
味もこってりとした重さのあるスープではなく、味わいを残しがらもさっぱりとした風味で問題なく完食できる美味しさです。

席はL字型のカウンター9席を完備し、全席完全禁煙となっています。
営業時間は木曜日から火曜日までの11時から16時までとなり、
11時台と12時台の非常に混雑が予想される時間帯のみ整理券の発行を行っているので注意が必要です。
また支払方法でカードや電子マネーは使用不可のため現金を持参するようにしましょう。

ラーメン大好きな人がたどり着く北のつけ麺

高木純です。

北海道札幌市と言えば、北日本で最大の都市であり、
ラーメンが美味しい街としても有名ですがつけ麺が美味しいと評判の店も多く名店が揃っています。
中心部である札幌駅からJR千歳線普通列車に乗って3つ目の平和駅の近くにある麺屋菜々兵衛は、
ミシュランにも掲載されているほどの名店で、
札幌の人なら知らない人がいないというほど有名です。

ラーメンが有名な店で、連日たくさんの人が訪れており地元の人はもちろん、
国内外の観光客もたくさん訪れています。

麺屋菜々兵衛は、平和駅から歩いて15分くらいのところにある小さなお店です。
平和駅でJRを降り、ホームから連絡通路に行く階段を上って左側に行き、
エレベーターを降りたらそのまままっすぐ駅とは反対側の方へ向かいます。
北13条通りを右に曲がり、まっすぐ歩いて行くと小さな店はあるものの少し寂しい雰囲気もあるので、
こんなところにミシュランに掲載されている店があるのかと不安になる人もいるかもしれません。
生協を通り過ぎて、病院との境にある小道を左折すると麺屋菜々兵衛が見えてきます。
看板がかかっているので見逃すことはありませんが、店はアットホームで地元の飲食店という風情です。

上品な鶏白湯スープは、和風醤油味で香りが良く、
中太ストレートの自家製麺との相性が良くしつこくないのにコクがあります。
スープはとてもクリーミーで、まろやかさとやさしさを感じる味わいですが、
深いコクもあり他にはないおいしさです。
麺はもちもちしており香りのよいストレート麺で、
表面はなめらかで口の中に入れた時には滑らかさと弾力の両方を味わうことができ、
のどごしも良いのですが、スープとの絡みが丁度良く計算しつくされています。
チャーシューが分厚く、食べ応えがありますし、味と香りのバランスがとれていて、
最初の一口から最後までずっと美味しく食べることができます。
冬の寒い日には熱々のつけ麺を、夏の暑い日には冷たい麺を頼むことができるところも嬉しいポイントです。
麺屋菜々兵衛は、スープはもちろんのこと麺も自家製ですが、
チャーシューや穂先メンマも自家製となっています。穂先メンマのファンはとても多く、
柔らかさと歯ごたえ、つけ麺との相性が抜群で穂先メンマがとても好きという人も多いようです。
札幌や北海道のみならず、つけ麺好きの人がたどり着く、北のミシュラン掲載店です。

ラーメン大好きな人のための極上鶏白湯そば

高木純です。

極上の「鶏白湯ラーメン」を東京で食べたいという方に、
東京都内で濃厚で旨味成分たっぷりの一品が贅沢に食べられるお店をご紹介します。

《自家製麺の鶏そば・三歩一
東京都新宿区高田馬場にある自家製面を使ったそばが自慢のこのお店は、
鶏白湯にあたるメニューの「濃厚鶏そば」を堪能することができます。
鶏の旨味が凝縮された塩味の効いたスープには臭みがまったく無く、
口当たりも滑らかで濃厚なスープが鼻の奥までしっかりと香ってきます。
鶏白湯では定番となるトロっとした白湯ではなく、
サラっとした軽めのスープなので最後まで味わいながら飲み干せるほど美味しさが詰まっているのが魅力です。
麺には全粒粉が使用されていて、すすり心地が良く味も適度な風味と甘味があるのでスープと絡まって良く合います。

このお店では替え玉制で好きな量を替え玉することが可能なので、少ない量では満足できない人には最適です。
サッパリ味のスープなので何度も使用していると味が薄まり、
本来の旨みを感じられなくなることもありますがスープの使い注文で何度でも美味しく頂けるのは非常に有難いです。
のせられているチャーシューも鶏の肉を使用しているこだわりようで、
一杯で思う存分鶏の美味しさだけを楽しむことができる非常に贅沢な一品となります。
シャキシャキのネギには青葱と白髪葱の2種類が使用され、
青葱は丁度良い薬味の作用も与えてくれる体に優しい食材です。
白髪葱は麺とも絡みやすいように細く切られているので、麺と一緒に食感と風味を楽しめます。
食感の良い細めのメンマは、優しく味がしみ込んでいてコリコリと歯応えがあり満足感をさらに与えてくれるでしょう。

鶏白湯のラーメンやそばを食べたいと思ったらどうしても濃い味を思い浮かべがちですが、
三歩一ならさっぱり味でも凝縮された旨みだけを贅沢に使用した極上の鶏白湯そばが堪能できます。
味の濃さの好みについても自分の好きな濃さに調整してくれるサービスもあるので、
最初はあっさりで次に来店するときには濃い目を注文するのもおすすめです。
一杯だけでも非常に満足できますが、三歩一では夏季限定の冷やし鶏そばも提供しています。
夏の暑い日に訪れた際には、水菜やカットトマトが使用された一品を注文してみましょう。
生姜の効いたさっぱり風味のスープが疲れた身体を癒してくれるはずです。

ラーメンはスープの種類で選んでみよう

高木純です。

日本人にはラーメン大好きな人が多いですが、最近では海外でもかなりの人気になっています。
すでに日本食の一つに数えられるほどの人気であり、発祥の国である中国のものとはまた別の枠組みで語られることも多いです。

しかしながらその種類の多さは数えきれないほどであり、毎年のように新しい味が生まれています。
このような選択肢の多さを整理するためにはスープの種類に着目してまとめていくのがお勧めです。

それぞれのお店がこだわり抜いている代表的なものがスープなのです。
最もスタンダードなものはしょうゆ味でしょう。それだけでもかなりの味の幅があります。
様々な出汁が使われますので同じ醤油という名称で表現されるスープにも様々な味の広がりがあります。
しかしながら鶏ガラを使用した全体的にあっさりとした味わいに仕上げているケースが多くなっているのが特徴です。
油が浮いているような仕上がりであってもあっさりと楽しめるのが特徴で多くの人にお勧めできます。

次に海外で注目を集めつつあるとんこつスープは外せないものになります。
白濁したスープは非常に濃厚な味と香りを感じさせてくれます。
ガツンと来る味わいを楽しめるものもあれば意外とすっきりとしたものもありますが、
お店によって個性が非常に幅広く出てくるのがとんこつスープの特徴でしょう。
お店によっては牛骨を使用している場合もありますが、
これは比較的すっきりとした味わいになります。

そして日本人なら味噌味のスープは外せないでしょう。
外国人にとっては味噌汁は合わないケースもありますが、
味噌ラーメンのスープが合わないというケースはあまり聞きません。
日本特有の味付けということでかなり人気のある味になっています。
味噌の選択肢がきわめて豊富ですので同じ味はないと言えるほど種類がありますが、
濃厚な味わいを楽しむには一番です。

そして近年注目を集めている塩味を中心としたあっさり系のスープです。
透き通るような透明さがウリですが、その中に込められている旨味はかなりのレベルです。
こってりした味が好きな人は食わず嫌いになっている場合もあるので非常にもったいないです。
塩味や鯛出汁など、繊細な味付けのものもかなりのレベルに
仕上がっていますので試してみるとはまること請け合いです。
結局は好きなものを選ぶということが大切です。

ラーメン屋は炒飯の味で通う回数も変わる

高木純です。

ラーメンが好きで、自分が住んでいる地域はもとより、
旅先などでも欠かさず食べている人はこだわっているポイントが違います。
麺やスープ、トッピングが美味しいのはもちろん、その他のサイドメニューとのバランスも評価の対象になっています。
いつも行列ができているような人気のあるお店は、
麺類と一緒に頼める炒飯が美味しいことがその理由となっているようです。

餃子やおにぎりではなく炒飯であることが重要です。
なぜなら、その他のサイドメニューはそれだけでも白米と共に出せば、
麺類とは関係のない定食になってしまうほど味の存在感が強いからです。
人気のあるお店の炒飯は、まずそのサイズが絶妙です。
メインは麺類を食べに来たのだけれど少し満腹になるまでには量が物足りなかったりするときに、
ちょうど食べきれるくらいのサイズなので安心して注文できます。
場合によっては麺類の替え玉も頼むことがあるため、
あまりに量が多い炒飯は敬遠されます。
味が濃すぎず薄すぎず、量の少なさをカバーするくらいの風味に抑えられているのも人気の理由です。
炒飯は別メニューにあってその量を少なくしただけのサイドメニューであれば、
もしかすると風味がメインである麺類に勝ってしまう恐れがあります。
これではどちらがサイドかわからなくなりますし、せっかくの麺類の味が楽しめません。
その点、人気店では量だけではなくメインの麺類に合わせて味付けが調整されていて、
一緒に食べても勝ちすぎないバランスが保たれています。
もう少し凝ったお店になると、炒飯の風味が何種類か用意されているところもあります。
これは、その店で出している麺類の種類によります。

たとえば、豚骨と醤油、海鮮風に中華風などさまざまな麺類のメニューがあるのに、
炒飯が1種類では一緒に食べたときに合わないものも出てくるでしょう。
そこで、それぞれの麺類にマッチするように炒飯も具の味の濃淡や油の使い方、
卵を多めに入れて淡い味付けにしたものなど種類を増やしてサイドメニューとしているわけです。
やはり人気のあるラーメン屋は、麺そのものや出汁にこだわるのはもちろん、
同時に出すサイドメニューの味にも多分なこだわりが見られます。
季節を問わず、1年を通してよく通うお店には一緒に頼みたくなる美味しい炒飯の存在があるのではないでしょうか。

ラーメン大好きがおすすめする煮干し満載の背脂醬油ラーメン

高木純です。

ラーメン激戦区としても知られる札幌ですが、メインとして人気を博しているのはやっぱり味噌でしょう。 そんな中であえて煮干し出汁のスープで勝負を挑んでいるお店が、南7条西4丁目にあるススキノの「麺や玄鳥」です。

2017年オープンという比較的新しいこのお店は、豊平区にある「我流麺舞飛燕」というお店のサードコンセプト店としても注目を集めています。 なんと煮干しらーめん専門店という大胆な試みで挑んでおり、その自信のほどが伺える事が裏付けされています。 この麺や玄鳥のイチオシメニューに掲げられているのが「背脂煮干し中華そば醬油」というメニューで、 料金は850円といった札幌では若干高めの設定です。このメニューの特徴は平子煮干しに加えて、片口煮干しをダブルで使用している事でしょう。 前日から水出しした上で、当日に数十分火にかけてからしっかり取った出汁という煮干し100%のスープが魅力です。 煮干しのスープは数あれど、ダブル出汁でこだわりを見せているお店はおそらく札幌でも希少ではないでしょうか。

ここに4種類の醬油をブレンドしたという研究され尽くした醤油ダレが加えられ、旨みたっぷりの背脂がプラスされていきます。 この背脂がポイントの1つで、煮干しと醬油の風味を引き締める役割を果たしながら、コクと甘みを生み出しているのです。 ここでいざ実食になりますが、見た目の脂とは裏腹に一口飲んだスープは驚くほどにあっさりとしていて、 飲むほどに味の変化が感じられるような奥の深い味わいを演出しているのです。いくつかのお店で煮干しスープを味わってきましたが、 どうしても苦味が出てしまうのが問題点ともされていました。実際に煮干しスープを全面に出しているお店でも、 出汁を取るのは難しい面があるようで、雑味が感じられるようなスープもありました。 しかしこのお店では丁寧な仕事で繊細に出汁をとっており、その職人技が光るような印象となっています。 このクリアな味わいの秘訣は無添加の煮干しにあり、京都から仕入れているというこだわりが特徴です。

このお店は当然のことながらも開店してからは人気が急上昇していき、今や行列ができるような人気店となっている模様です。 煮干しスープ好きの方にはおすすめできるような本格的なラーメンがこの「麺や玄鳥」となっています。