ラーメン大好き、家系大好きな人にオススメです

高木純です。

ラーメン大好き、家系大好きな人にオススメのお店がいくつかあります。 まずは、町田商店。こちらのお店は、東北地方から中国地方まで様々な県で楽しめるため、 どこに住んでいる方でも行くことができるというのが1番の魅力です。 また、ロサンゼルスやニューヨークにもお店があるんですよ、凄いですよね。 価格がお値打ち価格で、試して食べるにも優しい値段です。女性を中心に好まれるのは、トッピングの多さ。 同じ味だとどうしても飽きてしまうという方いませんか。こちらなら、無料トッピングがいくつもおいてあるので、 味をかえて楽しむことが出来ます。シャキシャキの玉ねぎは食感も美味しいし、おつけものも味がかわって美味しいです。 ランチだとライスが無料というのは男性には嬉しいサービスではないでしょうか。

次に、家系といえばここという方も多いのではないでしょうか、横浜家系総本山吉村家。 今でこそ家系は沢山ありますが、スタートはここからといっても過言ではないと思います。 コシがあり、もっちりとした麺はまさしく家系にぴったりです。麺の硬さが選べるので自分の好きな硬さで注文できるのが嬉しいですね。 私は硬めにするとスープと合うのでないかと思いますが、ここは好みで選びましょう。 他にも油の量や濃さなども選ぶことが可能ですので、好みに合わせた仕上がりにしてもらえます。 少し塩っ辛いくらいのスープと海苔の相性が抜群で、とても美味しいです。そのまま食べるのも美味しいのですが、 ご飯と食べるとたまりません。テーブルには、調味料がいくつかおいてありますので、 味に飽きてしまったらかえることもできます。

また、ここから暖簾分けをされたお店も沢山あり、全国で展開されているため、 行ってみたいけど遠くにしかないという方には系列のお店に行ってみるのも良いかもしれません。

最後に、軽めのスープの家系を楽しみたいという方には、寿々㐂家です。いわゆるライト系スープで、 さっぱりとしていてくどくないため、軽めをという女性を中心に人気です。 もちろん軽いといっても、薄いわけではなく、しっかりとしたスープなのにさらっとしていてくどくないのです。 一言で家系ラーメンといってもこのように様々なものがあります。 その時の気分によって、自分や同行者の好みによって、ぴったりのお店を探したいですね。

札幌ラーメンと言えば味噌が定番

NIPPON一ラーメン大好き高木純です。

ラーメンの味と言えば、塩やしょうゆ、とんこつなど色々な味がありますが、その中でも人気が高いのが味噌です。 濃厚な味噌の味と大きなチャーシュー、そして縮れた麺の代表と言えば札幌ラーメンです。 北海道には数多くのお店があり、観光客だけではなく地元民からも愛されています。 見た目が濃そうなものであっても味付けがあっさりしているものも多く、お酒の後のシメとしても食べる機会が多いようです。

また、味噌味には辛味噌などピリッとした辛みがアクセントになっているものもあります。 北海道の寒さをしのぐ食事の一つとしても人気が高く、辛味噌をメニューに入れているお店も少なくありません。 味噌といっても、色々なバリエーションがあり、好みも違うでしょう。自分が好きな味を探してみるのも醍醐味と言えます。

そして、札幌味噌の人気は全国に広がっているのも事実です。昨今では、インスタントとしても販売されていることも相まって、 自分流にアレンジして自宅で食べる人も増えています。さらに、有名店のインスタント発売などもあり、 全国どこでも食べることができるのも魅力でしょう。

北海道では、大きなチャーシューだけではなくコーンを入れていたり、バターを加えているものも多くあります。 味噌バターコーンに関しては、大人も子供も大好きな味です。濃厚な味噌にコクを足してくれるバター、 そしてほんのり甘味があるコーンが絶妙なバランスだと評判です。札幌に来たら必ず食べるというファンもいるぐらい人気のメニューなのです。

それから縮れた麺ですが、これは麺にスープがよく絡むように作られています。ストレート麺よりも味噌との相性が良いこともあり、 札幌で出されている多くがこの縮れ麺と言っても過言ではないでしょう。 スープによく絡んだ麺をすすった時、口の中に濃厚な味わいが広がります。北海道にはたくさんのグルメがあり、 新鮮な魚介類や広大な大地でとれたじゃがいもなど、魅力的な食材がいっぱいありますが、その中の一つでもあります。

北海道についてすぐの空港内にもあるぐらい定番と言えます。 今まで、しょうゆやとんこつが一番だと思っていたという人も一度味わってみてください。 今までにないような深い味わいを感じることができるでしょう。手軽に自宅でできるインスタントも人気が高いので、 バターとコーンを入れて作ってみましょう。

ラーメン作りにはにがりが入っている塩を使用しよう

NIPPON一ラーメン大好き高木純です。

個性あふれるラーメンを提供する店が続々と登場し、人気を集めています。今やお店も個性化時代に入ったといえるでしょう。 そうした個性化時代でより顕著になってきているのが、素材や味に対するこだわりです。 例えばスープづくりに欠かせない鶏ガラを産地指定で取り寄せたり、タレに使用する醤油を産直で仕入れたり、 繁盛店とか人気店といわれる店に共通しているのは、必ずこうしたこだわりを持っているということです。

そうした店で近年特にその重要性が見直されているのが、塩です。塩はラーメン作りに欠かせないもので、味づくりの基本となるものです。 近年人気が急上昇している味の一つにこの味がありますが、基本の味となるタレにも重要な役割を果たしています。 また最近は自家製麺に取り組むお店が増えていますが、麺づくりににも絶対に欠かすことのできないものが塩です。 まさにこれはうまい麺づくりに必要不可欠な素材といえるでしょう。そこでぜひ知っておきたいのが、うまいものを作るための正しい知識です。

一口に塩といっても色々な種類があります。いろいろな分類の仕方がありますが、大きくはセンターと特殊製法と特殊用の三種類になります。 センターというのは一般の家庭で使われ、よく目にすることができる食卓塩や精製塩です。特殊製法というのはにがりが入っているもので、 特殊用とは岩塩などの輸入されたもののことを言います。かつてはセンターが国内の市場の大部分を占めていましたが、 近年は特殊製法のにがり入りのものへの関心が高まりその販売量も年々増加しています。 その大きな理由は、にがり成分が素材のうまみを上手に引き出してよりおいしい味に仕上げることができるからです。

にがりは基本的に海水を原料とする塩のみに、含まれています。海水には水97%に対して塩類が3%含まれています。 この塩類の中の78%が塩化ナトリウムで、残りがマグネシウムカリウム、カルシウムなどです。 この塩化ナトリウムを除いた成分を総称して、にがりと呼んでいます。そしてこのにがり成分が味に複雑味や厚みを持たせる効果があり、 うまい麺づくりに大きな役割を果たしてくれるのです。にがり成分がしっかりと入っていることが、 コクのあるおいしい麺づくりに大変に役に立っています。 おいしいスープを作るためにも、にがりがしっかりと入ったものを選ぶようにしましょう。

醤油ラーメンが大好きな富山県人のふるさとの味 大喜

NIPPON一ラーメン大好き高木純です。

富山県で有名な醤油ラーメンといえば「ブラック」に尽きるでしよう。この名称はテレビやインターネットなどのメディアで多数、紹介されたおかげか、 全国的に定着したといっても過言ではありません。 富山ブラックの特徴といえば真っ黒のスープではないでしようか。ここまで炭のように黒いスープは他県で、お目にかかれない代物です。

このラーメンの発祥は富山市の繁華街、西町の店「大喜」にあります。富山大空襲があり、 戦後の復興に従事した人々のために「大喜」では富山ブラックを考案しました。 これは、ご飯と一緒に食べられるおかずのような感覚で作られたと言います。だから出汁は醤油により真っ黒で塩分が高い物になったのです。 高度成長の時代に入っても店は続きます。その時代、対象になった客は肉体労働者の人々です。 仕事で大量の汗をかくので彼らは水分と塩分の補給が必要となってきます。そのため「大喜」のブラックは彼らに好まれ店は大繁盛して、 その名を県内にとどろかせました。その噂を聞きつけた県内の「食いしん坊」たちも、西町に来た際は必ずこの店を訪れました。 そして、店はさらに繁盛していきました。

時代は変わり平成に入ると世は健康ブームの時代に入りました。 濃い味の食べ物は敬遠されるようなご時世となったわけです。 破竹の勢いで富山のトップを走り続けた「大喜」ですが、時代の波には勝てず2000年に惜しくも閉店しました。

それでは富山県からブラックは消えたのでしようか。 マスコミで富山といえば「ブラック」が定着しているわけですから、そんなはずはありません。 実は、若い世代が「大喜」を受け継いでいたのです。テレビで話題を呼んだ「喜八」や「麺屋いろは」などが営業していますが、 いまでもこの味が受け継がれているのです。むろん味は時代に合わせてマイルドになっています。 塩分を控えたうえで魚介をベースとしたコクのある味わい深いスープです。

ただ、だし汁の色はあの炭のような真っ黒に見えます。県外の方は、これを見てしょっぱそうに見えるのに、 そうではないのでびっくりされます。そして口々に「おいしい」と言って帰られるようです。

「大喜」は、いつの時代も富山県人にとって「ふるさと」の味です。 そして、その味を今でも若い人たちが受け継ぎ、あの変わらないおいしさを県民に提供し続けているのです。

臭みのない豚骨スープを初めて開発したラーメン店

NIPPON一ラーメン大好き高木純です。

豚骨ラーメンが美味しいと有名な土地は、博多。 その博多でも最も人気なのが天然とんこつ100%ラーメンの「一蘭」です。 一蘭の特徴のひとつは、その独特な店内です。ひとりひとり個別に仕切りがあって、 調理場ともカーテンで仕切られ、完全個室にいるような感覚に陥ります。 これは、お喋りや他のことに気を取られることなく、一蘭の豚骨の味に専念して味わって欲しいとの願いがあっての構造なのです。 一般の豚骨スープは、豚の骨を煮込んだだけなので、 どうしても臭みが出てしまいます。

ひどい店は外にまで豚骨の臭いをプンプンさせているところもあり、そんな店は長く続いていません。 一蘭の豚骨スープは、高度な技術が施された特殊な製法でつくられています。 その製法は厳重に企業内秘密とされており、メディアの取材は受けますが、 試作品を研究員がいくつも食べてお腹一杯になりながら苦労しているシーンはオンエアOKですが 、その製法だけは絶対に明かしませんし、研究室の中にも入れてもらえません。 ただ、少しわかっていることは、豚の骨を煮出していく過程で発生する余分なアクを丁寧に取り除くことにこだわっています。 これを急いでしまうと、スープに濁りが出るため、アクの除去には辛抱強く時間をかけているのです。 これによって、豚骨のうま味をそのまま残し、ほとんど臭みがない天然100%の豚骨スープをつくり出すことができるのです。

一蘭は、臭みのない豚骨スープをつくり出した初めての店といわれています。 豚骨スープ特殊製法のひとつのヒントを紹介しましたが、これは一蘭の持つ技術のひとつに過ぎません。

また、臭みのない豚骨スープをつくり上げたら、温度管理や濃度の管理を時間を区切ってしっかり徹底してやっています。 そうすることで、スープの味や品質を維持することができるのです。 また、一蘭はマシンだけに頼らず、職人の舌も頼りにしています。進化した技術を駆使する一方で、 アナログ製法で職人に実際に舌で味を確認してもらうことも開発過程の一行程です。 温度計などいろいろな計器を使用しており、それらがどれかひとつでも規定に定められた範囲からはみ出した数値を示したら、 すべてスープを捨てて一から作り直します。

儲けは度外視し、まずはお客さま第一の精神を貫いているのです。 麺と一蘭の豚骨スープの絶妙な絡みを実現するコツは、 どんぶりに豚骨スープを注いでから30秒以内に麺を投入することです。